そのクルマ、高く売りましょう!事故車、廃車、不動車、高値売却にチャレンジ!

廃車マイカーの行方

廃車マイカーがその後にどうなるかについて関心がある人も多いかもしれません。実は、海を越えた多くの国で活躍するケースも多くあり、喜ばれているのです。輸出されない車の多くは再利用するパーツを取り除くなどして処分されます。

人気の日本車

廃車後の車がどのような末路をたどるかについての興味関心を抱く人も多いのではないでしょうか。車社会の日本では、多くの人が車に乗っていますので、気になります。
日本の車といえば、世界でも人気がありますので、廃車になった車が輸出されることも少なくありません。東南アジアやロシア、アフリカなどの多くの国に渡ります。テレビやネットなどにおいて、日本車が映し出される光景も度々のように見られます。高性能高品質で定評のある日本車の強さを改めて認識できます。輸出される車の種類も実にさまざまです。普通乗用車はもとより、マイクロバスやトラックなどと多岐に渡っています。日本では、古くなってしまって価値が落ちてしまった車も海外では大好評というケースも少なくありません。

中古車マーケットの盛況ぶり

廃車になった車といえば、輸出される以外では、再利用できる部分をしっかりと取り除き、再利用するという取り組みも盛んに行われています。世界的に叫ばれている環境保護や省エネルギー社会を視野に入れての流れといえるでしょう。
エンジンをはじめ、使えるパーツを再利用するという取り組みには、賞賛に値するという評価を海外の多くの国からも得ています。モノづくり日本の強さともいえます。最近では日本でも中古品マーケットが盛況ぶりを見せていますので、車においても中古車への注目度が増しているのかもしれません。車をこよなく愛する人が複数の車を持ちたいと考えるのも頷けます。次から次へと短い周期で車を買い換える人も少なくありません。

ますます人気

廃車・事故車などの行方についての話題がここまでクローズアップされるようになったのも、最近になってからです。背景にあるのがネットワークサービスの躍進です。今や、車を選んだり買ったりするのも、廃車や事故車を売るのもインターネットからの申し込みが簡単にできる時代です。自らの車が廃車後にどのようになるのかに注目をする人の数は急増しています。日本における車産業の持つ信頼性の高さはトップクラスです。常に世界の中でも注目を集めているメーカー各社や販売ディーラー、自動車整備工場に車買取店などがしのぎを削っています。
車の売却や改造に興味を持つのも若い世代から中高年、シニア世代に至るまでの実に幅広い世代に及んでいます。多くの人にとっての関心事になっている事実は間違いありません。自宅のパソコンはもとより、スマホでも簡単に情報収集できることも人気アップにつながっているのです。

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廃車をリサイクルするのにお金はいくらかかるのか

自動車を破棄する時リサイクル料金が発生します。これは発売時期によって販売価格に入っているものと、入っていないものがあるのです。リサイクル料金の仕組みや処分するときの重量税、業者による売却を知っておくと適切な処分方法がわかります。

リサイクル料金を知っておこう

自動車はフロンガスといった有害な物質が内部に入っています。本体を廃車にする時、有害物質の処理を行う必要があるので、リサイクル料金が発生する仕組みです。これは2005年に登場したもので、以降の車にはリサイクル料金を含めた販売金額で売られています。
しかし2005年以前のものはリサイクル料金が入っていないため、廃車にする時料金を支払わないとだめです。リサイクル料金は一時抹消登録を行った場合支払う必要がなくなります。解体する時まで所有していた方が手数料を払うルールが設けられているからです。支払う金額は車種によって大きく変化するのですが、基本は小型の自動車よりも大型の自動車の方が解体金額は上になります。

重量税が戻ってくる

自動車リサイクル法が誕生した時、重量税還付も登場したのです。自動車重量税購入したときと車検を受けた時、そして次の車検を受けるまでに国に支払う税金になります。タイミングを工夫することで重量税を返還してもらう事ができるのです。
廃車にするタイミングで次の車検までの期間が1ヶ月以上残っていた時、適用されます。残っている分の金額が戻ってくるのですが、その際返金申請を行う必要があるのです。手続きは廃車にする時に永久抹消登録と同時に行うことが出来ます。
重量税を返金してもらうときは審査が設けられていて、通過すれば指定の口座に現金が振り込まれる仕組みです。2005年以前の車も返金対象になるので覚えておきましょう。

売却処分する方法もある

リサイクル料金が含まれている2005年以降の車や、それ以前の車も廃車にするより売ってしまう方が高くなります。中古ショップを利用して現金化すれば今の相場で買い取ってくれるのです。重量税の返金をしてもらうよりも高くなるので覚えておきましょう。
事故車や不動車は基本的に廃車にする以外に処分方法がないといえます。しかしそれらの車を買い取ってくれる専門業者もいるのです。買い取った後は状態が良ければ修理をして新興国に売り払うため、廃車寸前の車にも価値が付きます。
2005年以前発売の車だと売り払ってしまう方が、リサイクル料金を支払う必要が無いため合理的です。古い車でも買い取ってくれるため、一度相談してみるといいでしょう。

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廃車の手続きには幾つか種類があるの?

廃車手続きには、永久抹消登録と一時抹消登録と輸出抹消仮登録との3種類があります。輸出抹消仮登録は、中古車輸出業者が行なう特殊なもので、普通に言う廃車手続きは、永久抹消登録と一時抹消登録との2種類になります。では、この2種類は、どう使い分けるのでしょうか。

永久抹消登録の意味

永久抹消登録とは、永久に車を使えなくする手続きのことで、車を解体してスクラップの状態にして、車としての陸運局登録を抹消することです。車の使用を一時的に停止するために抹消登録するのではなく、不可逆的な車の完全な解体を含んでいます。そのため、永久抹消登録の手続きでは、多くの必要書類の中に「解体報告記録がなされた日」のメモ書きと「移動報告番号」のメモ書きの二つが含まれています。「解体報告記録がなされた日」のメモ書きは、車の解体業者から受け取るもので、「移動報告番号」はリサイクル券(使用済自動車引取証明書)に記載されている番号のことです。この二つのメモ書きによって、車が解体済みであることの証明となります。

一時抹消登録の意味

一時抹消登録とは、車を解体したりせず、一時的に車の使用を停止するものの、いずれまた車の使用する日が来ることを予定している場合に行なう抹消登録手続きのことです。一時抹消登録は、使用者の長期療養入院や長期海外出張などの時に行なうことで経済的に有利になります。一時抹消登録することによる利点は、一時抹消登録期間中の自動車重量税および自賠責保険を支払わずに済むことです。車を再度使用する時には、中古車新規登録の申請をすることになります。また、再度使用することを諦め、車を解体業者に依頼して解体する時には、「解体報告記録がなされた日」のメモ書きと「移動報告番号」のメモ書きを添えて、解体届出書の提出を行なうことになります。

永久抹消登録または一時抹消登録で必要になる書類

永久抹消登録で必要となる書類は以下の通りです。
・所有者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内)
・所有者の委任状(所有者以外が手続きする場合で、所有者の実印の捺印が必要)
・車検証
・ナンバープレート(前後で計2枚)
・「移動報告番号」のメモ書き
・「解体報告記録がなされた日」のメモ書き
・手数料納付書
・永久抹消登録申請書(解体届出書を兼ねる)
・自動車税・自動車取得税申告書(廃車時にも必要、ただし不要の場合もある)
永久抹消登録では、車が解体されていることが前提です。ここが一時抹消登録と違う点です。

一時抹消登録で必要になる書類は以下の通りです。
・所有者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内)
・所有者の委任状(所有者以外が手続きする場合で、所有者の実印の捺印が必要)
・車検証
・ナンバープレート(前後で計2枚)
・手数料納付書
・一時抹消登録申請書
・自動車税・自動車取得税申告書(廃車時にも必要、ただし不要の場合もある)

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「廃車アニバーサリー」

愛着のある車を廃車にするのは誰でも寂しいのではないでしょうか。置き場所があるなら、乗れない車の保管も可能ですが、なかなかそうはいきません。思い入れのある愛車を手放した時のアニバーサリー作業を紹介しましょう。

綺麗に洗車と掃除をする

長年乗ってきたマイカーは、最後は綺麗にしてあげたいものです。愛着のある車は毎回大切に手洗いをしてきたという人は多いでしょう。ガソリンスタンドでお願いする場合でも、ワックスまですべてを手作業でお願いする人もいます。
業者に依頼して綺麗にしてきた人も、いよいよ廃車にするという時には、自分の手で洗ってあげましょう。ボディやタイヤ、ホイールと丁寧に外側を洗ったら、最後に内装も綺麗に掃除します。マットなどは出して水洗いできるものは洗いましょう。最後に綺麗に拭きあげ、可能であれば車内は掃除機をかけてあげると丁寧です。そして、ダッシュボードやトランクに忘れ物がないかどうかをチェックします。失くしたガソリンカードなどが出てくる時もあります。

写真を撮る

愛用してきた車と一緒に写真を撮るのは、やはり王道でしょう。部屋に飾っている人もいます。近年はスマホでも手軽に解像度の高いものが撮れるので、ネットプリントを利用すれば自宅にプリンターが無くても簡単にプリントができます。
予算があればオススメしたいのは、マイカーの画像を使ってTシャツやマグカップなどのグッズを作る方法です。自分でデザインができない人でも、業者でデータを作成してくれるところ多いので、ネット上でやりとりするだけで出来上がります。小ロットからでも制作可能なところを探して発注してみましょう。立体物にして飾りたいなら、3Dのクリスタル素材でサイズダウンしたモデルを制作してもらうこともできます。

思い出の場所をドライブする

しっかり動いてくれる場合は、最後はやはり思い出の場所を思い切りドライブしましょう。車が好きな人にとって、これが一番でしょう。もちろん、ドライブした先で写真を撮るのもオススメです。
車に愛着があるなら、一緒に走った道にも思い出があります。車を購入した時の記憶を思い起こしながら、最後の走りを楽しみましょう。ドライブが趣味のひとつだった人や、気分転換の方法をドライブに求めていた人なら、最後に走るのは感慨深いものがあります。長く走ってくれた感謝の心を込めて走ってください。
マイカーを廃車にする時は、古くなった場合が多いですが、自分の事情で乗れなくなってしまったという場合もあります。いろいろな思いを込めて走ってください。

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「廃車」にしたことのある経験者に聞く!

廃車を考える時は、自分自身の人生設計と照らし合わせながら進めることになります。ただ、廃車に慣れているという方はなかなかいません。
なので、廃車を経験した方の話を参考にするのは有益で視野が広がるので紹介していきます。

なぜ廃車することになったか

マイカーを廃車したAさんは、4月に税金を支払いもう1年乗った後に乗り換える予定でした。中古で購入した普通車ですが、至る所に傷みが生じておりいつ故障するか分からない状態だったようです。
ある時走行中に、ついにエンジンが故障してアクセルを踏んでもスムーズに加速しないという現象が発生しました。修理工場に持って行った結果点火プラグの故障が異変の主因でしたが、エンジンオイルがドロドロで危険な状態だという判断に至ったのです。エンジンを交換すれば問題ありませんでしたが、1年後には乗り換える予定だったのでその場で廃車を決意したという流れです。
更に、税金は廃車するまでの期間だけを支払うので、早ければ早いほど納税額が少なくなります。

廃車か買取の選択はどうか

Aさんは廃車を考える時に、今の車がお金になるかもしれないという情報をキャッチしました。いくらボロボロの鉄の塊とは言えど、全ての部品が使えないという訳ではないですし人気の車であれば需要があります。
ただ、残念ながらAさんの車は心臓とも言えるエンジンが壊滅的な状態でしたし特に人気車種という訳ではなかったので価値無しという判断になってしまいました。
ある程度のお金を得るには、エンジンなど内部の機能がしっかりと生きていて傷や色あせがない車でないと難しいようです。なので最終的に買取業者ではなく廃車を得意としているような業者に依頼しました。最初は業者をどのように探そうか戸惑ったようですが、結局近くの会社に決めたのです。

手続きは完全にお任せ

Aさんは初めての廃車だったので、当然手続きの流れや書類への記入事項はほとんど把握していませんでした。しかし、それでも全く問題はなく業者に言われるように進めれば良いので楽だったようです。税金が2年未納状態だと勝手に廃車できないので、その点は詳しく聞かれましたがAさんはしっかりと税金を支払っていたので問題無く手続きが完了しました。
なので、廃車を決めた場合は自分なりに様々な知識を得るのは重要ではありますが、独学ばかりだと誤った認識をしてしまう可能性があります。業者はプロなので、直接質問ができる最高の教科書だと言っても過言ではありません。
見積もりだけであれば無料の業者がほとんどなので、多くの業者に相談した方が有益です。

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廃車手続きを1から10まで教えます

自分で廃車をするとき、用意する書類や手続きがあまりにも多すぎて、どこから手を付けてよいかわからなくなる方が多いと思います。そこで、廃車(正確には「抹消登録」と言います)手続きを行う際の手順や、注意すべき点を詳しく案内していきます。

手続きに必要な書類の準備

廃車手続きに入る前に、廃車には3種類あることを覚えておきましょう。まず、車を解体して二度と使用できないようにする「永久抹消登録」、一時的に使用できなくする(もう一度使用できる)「一時抹消登録」、そして自動車を輸出するために行う「輸出抹消登録」の3つです。ここでは、最も利用する機会の多い「永久抹消登録」について触れていきます。
「永久抹消登録」とは、事故車や災害による水没車、あるいは長年使用し続けたことによって廃棄せざるを得ない時に行う廃車の手続きです。この際に必要な書類は、車の所有者の印鑑証明書と委任状、車検証、手数料納付書、永久抹消登録申請書、自動車税・自動車取得税申告書です。また、ナンバープレート2枚と、メモ書きで良いので「解体報告記録を行った日と移動報告番号も必要です。

永久抹消登録を行うときの流れ

まず、ナンバープレートを外します。解体業者に依頼する場合は業者に任せれば大丈夫です。次に、車の解体です。こちらは、解体業者に依頼しなければならないので、めぼしい業者を探しましょう。解体が終了した際に「解体報告記録日」が報告されるので、しっかり記録しておきましょう。また、永久抹消登録に必要な書類を揃えておきます。
そして、運輸支局に行き、必要な用紙(手数料納付書、永久抹消登録申請書、自動車税・自動車取得税申告書)を購入し、記入します。これで書類一式が揃うので、ナンバー返却窓口に、前後面の2枚のナンバープレートを提出します。手数料納付書には、返納確認印が押印されます。必要事項が揃った書類一式を運輸支局に提出します。また、支局内には自動車税事務所があるので、その窓口で自動車税・自動車取得税申告書を提出すると、自動車税が還付されます。

永久抹消登録に必要な金額

ここで気になるのは、永久抹消登録に必要な費用でしょう。まず、肝心の解体費用ですが、これは業者や車の状態によって大きく左右されます。スクラップにしてパーツの再利用などを行わない業者に関しては、一律の解体費用が発生します。しかし、パーツの再利用を行う業者においては、リサイクルできるパーツが多い状態の車ほど、解体価格は低くなる傾向にあります。よく吟味して選ぶようにしましょう。見積もりを依頼しなければ分かりませんが、再利用なしの場合、3万円前後が多いです。
後は、車の引き取り費用も発生します。もちろん、自分で運転して持ち込めばここの費用は無料ですが、事故車などで移動できない場合、レッカー車で引き取ってもらう必要があり、その際1万円〜1万5000円ほどかかります。
他に、必要書類である永久抹消登録申請書が100円前後かかるくらいで、書類に関してはさほどお金がかかりません。

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廃車の代行は出来る?それとも自分で全部行うの?

不動車の中でも、特に事故や水没にあった場合、その対応で手一杯のことでしょう。もちろん、普段のお仕事や家事の合間に、というのもなかなか大変。もし廃車手続きの代行ができるのなら頼みたい、という方も多いはず。ここでは廃車手続きの代行に関して解説していきます。

廃車の代行はできる?廃車の手順をまずは知ろう

結論から言いますと、廃車の代行は可能です。車の解体作業は解体業者が、廃車手続き(抹消登録)は代行業者が行ってくれます。また、解体業者がそのままセットで手続きも代行してくれるところも多いです。
代行について説明する前に、簡単に廃車の手続きの流れを説明します。まず、廃車には2種類あり、一旦車を使えなくするものの再度使えるようにできる「一時抹消登録」と、二度と使えないようにする「永久抹消登録」があります。解体作業が伴うのは後者の永久抹消登録。そのため、永久抹消登録は「解体作業とナンバー取り外し」「抹消登録手続き」であるのに対して、一時抹消登録は「ナンバー取り外しのみ」「抹消登録手続き」という流れになります。(なお、ナンバープレートの取り外しは、業者に依頼することも、ご自宅でご自分ですることも可能です。)

抹消登録手続きの代行には、委任状を使用する

永久抹消登録の方も、一時抹消登録の方も、記述内容こそ少し異なるものの、行う手続き内容に関してはほぼ同じです。解体を終えて(永久)、ナンバープレートを外したら(永久・一時共通)、本来は運輸支局に行って抹消手続きを行います。
しかし、この抹消手続きを代行業者に依頼することが可能です。抹消登録を代行業者に依頼するには、通常用意する書類の他、「委任状」を使用します。ちなみに、用意する他の書類・物品は、印鑑、印鑑証書、車検証、ナンバープレート2枚です(永久抹消登録の場合、解体報告記録がなされた日と移動報告番号のメモ書きも必要)。委任状は、国土交通省のホームページにてダウンロードできる他、各業者からもらえます。

委任状の書き方

委任状は、先述の通り国土交通省のホームページにある他、各業者が用意したものでも構いません。委任状に関して言えば、委任する依頼者の意思が確認できれば細かい用紙や書式は問われないからです。
記述する内容に関しては、委任する方(車の所有者)の氏名・生年月日・押印と、代理人(依頼する業者名です、業者から指定があるか既に記述されていることが多いです)の住所・氏名、そして車検証に記載されている車台番号と自動車登録番号を記入しましょう。また、移転登録・変更登録・抹消登録など登録手続きの種類を選ぶ必要がある書式のケースもあるため、適切なもの(抹消登録とひとくくりになっているものから、一時・永久の細かい種類まで選ぶものまであります)を選んで完了です。あとは、必要な書類・物品を提出すれば、数日〜数週間で完了します。

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「不動車」を復活させてみよう!

不動車を公道で走らせるようにするためには、車自体の手入れも大切なのですが、必要な手続きも多いです。そろえなければならない書類もありますし、面倒に感じる場合もあでしょうから、いざその時になって戸惑わなくて済むように覚えておきましょう。

中古車新規登録について

不動車復活手続きをするためには、中古車新規登録をしなければなりません。窓口は普通車と軽自動車で違っていて、前者の場合なら陸運局で行い、後者であれば軽自動車協会に行きましょう。
まず必要となるのが、新車を購入する時と同様で、車を保管できる場所がないといけないので車庫証明です。自宅近くの警察署で行うのですが、三から五日ほどかかるので早めに手続きしておきたいところです。次に不動車の車検を受けなければならないのですが、検査場に持って行くためには道路を走らせなといけないため、仮ナンバーを取得します。これは陸運局でも良いですが、各市町村の役所でも構わないので、都合の良い方を選びます。気をつけたいのは、仮ナンバーの有効期限は五日なのでその間にすべてを終わらせないといけないです。

必要書類について

中古車新規登録をするためには必要な書類がたくさんあって、一つでも欠けると駄目なので、チェックリストを作って確実に用意しておきたいものです。
不動車を所有している人の印鑑と印鑑証明、車庫証明、自動車重量税と手数料の納付書、一時抹消と自賠責保険の証明書、自動車検査票、定期点検整備記録簿がいります。ところが、所有者と実際に使用する人が違う場合だと、さらに使用者の印鑑と印鑑証明、住民票、自動車保管場所証明書、所有者の委任状があれば良いです。
かなりの量になりますから、それが手間だと言うのであれば、これらの手続きを請け負っている業者がいます。多少の手数料は必要になるのですが、急ぐなら検討しておくと便利です。

費用と注意点

登録手数料は七百円、申請代約百円、検査手数料は持ち込むなら普通車は千七百円、軽自動車なら千四百円、小型車は千八百円です。ナンバープレートの取得は地域によって違いがあるのですが、千五百円から二千円ほどの開きがあるので問い合わせておくと良いでしょう。他にも自賠責保険料として、普通車なら二十五ヶ月分で二万八千七百八十円、軽自動車だと二万七千二百四十円です。
不動車の復活に関して一番の壁となるのは、車検が通るのかどうかです。長く放置している関係で破損していたり、場合によっては部分を盗まれていたりする可能性はゼロではありません。よほどの自信があるなら構いませんが、素人であれば一度専門家に見てもらってアドバイスを受けておくと安心です。

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不動車になるその前に!

不動車とは文字通り故障などで動かなくなってしまった車のことですが、災害による水没などを除けば、突然不動車になったというケースはあまりありません。多くの場合はちょっとした故障とその後の放置が原因なのです。ここではその傾向と対策について説明していきます。

面倒な書類上の問題

不動車にまつわるトラブルは、メカニカルな問題だけではありません。現実的には、書類上の問題の方が面倒になってきます。例えば税金です。動かないまま長期間放置しておき、やがて車検が切れたとしても自動車税は毎年納付しなくてはいけません。これを知らず慌てたり、滞納してしまったりする人も少なくありません。これを防ぐには一時抹消登録をするしかありません。つまり、一時的な廃車手続きです。その後は再び車検と登録を行わなくてはなりません。さらに、抹消登録証明書は原則として再発行されないため、紛失してしまった場合は二度と登録できなくなってしまうため、細心の注意が必要です。このように不動車復活手続きは意外と手間がかかります。

不動車になってしまう理由

そのため、普段から不動車にならないように注意して車をメンテナンスすることが重要になってきます。トラブルを未然に防ぐため、不動車になってしまう理由を整理しましょう。多くの場合はちょっとした不具合がきっかけになります。
例えば冷却水が不足しているにもかかわらず「冬だし大丈夫だろう」と放置していたケースが典型的なパターンです。ちょっと遠出をした時にエンジンが一気にオーバーヒートしてしまい、ガスケットが飛びエンジンブロックも歪み、100万円を超える修理費を請求されるような結末が待っています。修理費をすぐに用意できなければ、不動車として放置せざるを得ない状況になってしまいます。
このようなちょっとしたメンテナンスを怠ったことが大惨事の引き金になるケースが多いのです。

メンテナンス上の注意

こんなトラブルはありえない、という方も別の注意が必要です。各種の警告等そのものが故障すると、大きなトラブルに発展してはじめて気がつくことになります。特に最近の車はメンテナンス・フリーに近いとされていてエンジンがカバーで覆われていたり、パーツのブラックボックス化・アッセンブリー化が進んでおり、警告等やモニターで状態を確認するしかない車がほとんどです。しかし、現実としてトラブルは起こります。モニターやコンピューター自体に異常があった場合はどうしようもないのです。もちろん冷却水やオイルなどの目視による確認は基本ですが、必ず定期的に工場などでテスターによる診断をうけましょう。特にディーラーの専用テスターはネットワークを介して膨大な過去の修理データなどが蓄積されており、緻密な判断が可能です。
不動車になる原因はほとんどがマイナートラブルです。日常のメンテナンスを怠らず、愛車を好調に保ちましょう。もちろん、地域に根差す車検の専門工場ならお得な料金プランもあり、スタッフも真摯に相談に乗ってくれるので、車検はきちんと定期的に受けるように心がけましょう。

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「永久抹消登録」と「一時抹消登録」に分けられる不動車

廃車手続きについて調べると、よく登場する「不動車」というワード。実は、これは大きく分けて2種類存在します。それぞれの状態や望む処理によって、「永久抹消登録」か「一時抹消登録」のどちらの手続きが必要であるか、も変わるため、まとめて学んでいきましょう。

不動車はどんなもの?

不動車とは、文字通り動かない車を指します。しかし、冒頭で述べた通り2種類存在します。まず、事故・水没や、経年劣化により車がダメージを受けており物理的に動かない状態の車。ふたつめは、車検切れによる法律的に動かない状態の車も不動車と呼びます。
では、次に廃車手続きの種類も見ていきましょう。二度と動かない・動かす予定がなく解体する場合は「永久抹消登録」を行います。走行距離が限界に達していたり、事故や水没による故障が酷く、修理のしようがない時もこちらの処理です。
一方、海外出張や旅行など、長期間車に乗らない時に、自動車税がかかるのを阻止するために必要な手続きが「一時抹消登録」です。こちらは永久抹消登録とは異なり、再度手続きしなおせば、いつでも車を使用することができます。

永久抹消登録に必要なものや手続き

永久抹消登録に必要なものは、所有者の印鑑証書と委任状、そして車検証です。まず、解体を行う必要があるため、依頼する解体業者を探すこと、持ち込みが不可能であればレッカー車の手配も必要となります。解体作業を行ってもらうときに注意したいのは、解体報告記録を行ってもらうこと、ナンバープレートを前方・後方の2枚とも受け取っておくことです。解体報告記録の日程は特に正式な記録が必要ではなく、メモを取っておけば十分です。
以上の資料が揃ったら、運輸支局に行きましょう。そこで手数料納付書と印紙を購入して、永久抹消登録申請書を受け取り、必要事項を記入します。ナンバープレートを2枚とも提出して、手数料納付書に返納確認印を押印してもらいます。これで、必要な書類が全て揃うので、窓口に提出して完了です。

一時抹消登録に必要なものと手続き

基本的には、永久抹消登録とあまり変わりません。ただ、解体を行わない場合がほとんどなので、その作業や費用をカットして考えてください。また、当然ながら解体報告記録の日程も必要ありません。ただし、ナンバープレートは返納する必要があるので、自分で外して持って行きましょう。ドライバーさえあれば簡単にできます。
あとは、運輸支局に行って、一時抹消登録申請書をもらい、手数料納付書と印紙を受け取って必要事項を記入します。こちらも2枚のナンバープレートを提出して、返納確認印を手数料納付書に押してもらうことを忘れずに。書類一式が揃えば、窓口に提出して完了です。
ちなみに、車を廃車にしたあとも、庭にオブジェとして手元に残したい場合は、永久抹消登録が必要ですが、その中でも「用途廃止」手続きも必要となります。解体報告記録の代わりに、車の写真を準備して、使用目的・用途をまとめておきましょう。

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